ブロック塀の問題点と点検項目

 

ブロック塀の被害に潜む問題点

 

◎ブロック塀のチェック義務がない

例えば、家を作る時は役所確認申請を出し、そこで安全性をチェックします。

しかし、ブロック塀の場合基準はあるが施工前後の確認がありません

 

◎誰もチェックしない為、コストダウンの対象になりやすい

控え壁を作らない鉄筋を入れない。あとよく見受けられるのが、

水が溜まりやすい地盤なのに水抜きパイプを入れないなど。

(水抜きパイプを入れないとブロック倒壊の可能性が高まります。)

 

知らないうちに基準違反のブロック塀が出来ているかもしれません

ですので、安全の確保をするため、塀の自己点検をしてみてください!!!

 

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点検をしてみていかがでしたか?

1つでも該当した場合は弊社へご相談ください!!

ブロック塀について

 

ブロック塀は、狭い国土で生活する私たちにとって重要な外構構造物として

建設され、プライバシーの確保、防犯や防火などに役立っています

しかし、地震などの自然災害で新旧問わず倒壊の事例が報告され、

通学路、避難場所など多くの人々が通行する道路に面するブロック塀の

確保は地域社会の共通する願いです!

 

地震が起きるたびにブロック塀の被害も発生しています。

過去3年間の地震の件数はimg5c4cce45zik6zj

震度5以上 → 17件

震度3以上 → 283件

いつ地震が来るか分かりません。

そのためにも対策が必要です!!

 

 

 

ブロック塀は古くて倒れる事もありますが、やはり震災によって

倒れる事が多いのです!

安全の確保をするため、塀の自己点検をしてみてください!

 

次回、点検項目について

 

ハイスピード工法の工事体制について

今回はHySPEED工法指定施工管理者認定試験についてお話します。

HySPEED工法は誰でも施工できる訳ではないのはご存知でしょうか?
施工に必要な知識や技術を持っている方を「指定施工管理者」として認定し、その方のみ施工可能としています。
認定後も3年毎に更新を設け、技術水準を満たしているか確認試験を行っています。

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バックホー操作の様子

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黒板が写真に写るよう調整中の様子

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筆記試験の様子

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HySPEED工法指定施工管理認定証

実技試験では施工現場と同じように作業して技術確認しています。
試験にはいくつかチェックする項目があり、基準をクリアした方が合格となります。
筆記試験では、どのような品質や管理が認められ、どのような写真の撮り方が正しいか等の問題です。
難しい試験ですが、受験頂いた方全員が無事に合格されており、合格者には認定証を発行しております。
HySPEED工法は、技術水準を高め、お客様により信頼される工法を目指しています(`・ω・´)!

見て触って確認!

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ハイスピード工法は残土処理費用がかかります…。

(他の工法では残土が出ない工法もあります)

しかしただ穴を掘っているだけではありません。

必ず土質の状態を確認しながら施工しています。

地盤調査時の土質と変わりがないか確認することで設計の安全性を確かめています。

実際に手に触れて確かめています。写真ももちろん残しています。

がけ地条例

土地選びの際に、周辺土地との傾斜がある場合は注意が必要ですよ!

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高さ2mを超え、地表面が水平面に対し30度を超える「がけ」に近接して建築をする際、「がけ」の下端から水平距離ががけの高さの2倍の範囲内に建築する場合は、構造上安全な擁壁を設けなければなりません。

擁壁を造らなければ、「がけ」から規定の距離を離して住宅を計画しなければなりません。この場合宅地内に住宅を建築可能なスペースが少なくなり、望んでいた大きさの家が建てられなくなってしまうかもしれませんね。

 

 

砕石って本当に強いの?③ 液状化に強い!

液状化とは、①ゆるい砂質の地盤②水位が高い③地震の揺れ

この3つの要因が重なるとことで引き起こされます。

砕石パイルの地盤改良を行うことで、

地面を締固めて強くするだけでなく、

発生した水圧が砕石パイルの砕石と砕石の間を通るので

一気に水が噴き出して沈下が起こるのを防ぎます。

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液状化強度を高めるその他の工法として

地盤の密度を高める→サンドコンバクションパイル工法

液状化しにくい密度にする→置換工法

土粒子骨格を安定させる→固結工法

飽和度を低くする→ディープウェル工法

などの工法があります。

砕石って本当に強いの?② 地震につよい!

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砕石の強さのお話第2弾です。

テーマは地震に強い!

図を見て頂くとわかる通りですが、コンクリート等の形が固定されている杭

は地震による横向きの力(せん断力)によって折れてしまう可能性があります。

杭工法は杭の力だけでお家を支えていますので、

その杭自体が壊れてしまえば支持力に影響が出てしまいます。

対して砕石パイルはもともとばらばらの砕石ですので、

地震の揺れによる杭崩壊のリスクは少なくなります。

また砕石パイル工法は地盤自体を締固めて強い地盤に変える工法です。

地盤全体で地震へ対抗できる工法なのです。

砕石パイルの強さについてのご紹介はまた次回!

 

砕石って本当に強いの?

今回は砕石の強さのお話です。
砕石よりもコンクリートや鉄鋼杭の方が強そう・・なんて思っていませんか?

砕石はとっても強いんですよ!
日本全国の鉄道は砕石が支えています。
振動を吸収することはもちろん、線路が傾かないために支えているのが砕石です。

また昔からお城を支えるのは石、砕石が担ってきました。

砕石の強さの秘密をもっともっと!
次回に続きます。

住宅の寿命

皆さんは、日本の住宅の寿命は何年かご存じでしょうか。
住宅の寿命とは、取り壊した住宅の平均築年数を表しており日本の家はおよそ30年と言われています。
他国のデータと比較してみると、日本の住宅の寿命の短さが目立ちます。(参考:国土交通省)

なぜ、日本の住宅の寿命は短いのでしょうか。
その理由の一つに他国との建物に対する価値観の違いがあると言われています。

●建物の価値観
【日本】 建物の価値はいずれなくなってしまうもの
【他国】 建物の価値は維持されていくもの

 

日本は、上記の価値観により他国と比べてメンテナンスを怠っている傾向があります。
また、和風の家から洋風の家に建て替える人が増え、それに伴う取り壊しが増加していることも原因と考えられます。

 

築40年・50年を経過してもまだ十分に住める家は数多くあります。
メンテナンスをしっかり行ない、いつまでも長く住める家を目指していきたいですね。

すきまのはなし

すき‐ま【隙間/透(き)間】
1 物と物との間の、わずかにあいている所。「―だらけの板塀」
2 (比喩的に)普通には気づきにくいところ。盲点。「法の―を衝く」「―産業」
3 あいている時間。ひま。「家事の―をみて勉強する」
4 わずかな気のゆるみや油断。「心の―につけ込む」

という意味のようです。

 

ところで、砕石パイルには隙間がたくさん在ります。
これは、パイルの材料が40-20ミリの単粒度砕石なので、どうしても空間が出来ます。
一見、隙間だらけは大丈夫?となりますが、実はここがポイント

 

・応力分散
砕石ひとつひとつの力が釣り合っているため安定。
荷重を分散し、効率的に建物を支える事が出来る。

・間隙水圧消散
もとの地盤より、はるかに透水性の高い砕石パイル。
地震時の液状化を緩和する働きがある。

 

これらは砕石と砕石の間の、わずか数ミリの空間が生み出すものです。
杭と言えば密なカタマリ!という見方では気付きにくいものだと思います。
古くは800年前の平安時代のお寺にも使われていた跡が見つかっています。
もちろん施工については、ゆるみ無しです。(建築技術性能証明を取得)