2016年2月2日
K様地盤改良工事
住宅の寿命
2016年1月18日
皆さんは、日本の住宅の寿命は何年かご存じでしょうか。
住宅の寿命とは、取り壊した住宅の平均築年数を表しており日本の家はおよそ30年と言われています。
他国のデータと比較してみると、日本の住宅の寿命の短さが目立ちます。(参考:国土交通省)
なぜ、日本の住宅の寿命は短いのでしょうか。
その理由の一つに他国との建物に対する価値観の違いがあると言われています。
●建物の価値観
【日本】 建物の価値はいずれなくなってしまうもの
【他国】 建物の価値は維持されていくもの
【日本】 建物の価値はいずれなくなってしまうもの
【他国】 建物の価値は維持されていくもの
日本は、上記の価値観により他国と比べてメンテナンスを怠っている傾向があります。
また、和風の家から洋風の家に建て替える人が増え、それに伴う取り壊しが増加していることも原因と考えられます。
築40年・50年を経過してもまだ十分に住める家は数多くあります。
メンテナンスをしっかり行ない、いつまでも長く住める家を目指していきたいですね。
メンテナンスをしっかり行ない、いつまでも長く住める家を目指していきたいですね。
すきまのはなし
2016年1月12日
すき‐ま【隙間/透(き)間】
1 物と物との間の、わずかにあいている所。「―だらけの板塀」
2 (比喩的に)普通には気づきにくいところ。盲点。「法の―を衝く」「―産業」
3 あいている時間。ひま。「家事の―をみて勉強する」
4 わずかな気のゆるみや油断。「心の―につけ込む」
という意味のようです。
ところで、砕石パイルには隙間がたくさん在ります。
これは、パイルの材料が40-20ミリの単粒度砕石なので、どうしても空間が出来ます。
一見、隙間だらけは大丈夫?となりますが、実はここがポイント
・応力分散
砕石ひとつひとつの力が釣り合っているため安定。
荷重を分散し、効率的に建物を支える事が出来る。
・間隙水圧消散
もとの地盤より、はるかに透水性の高い砕石パイル。
地震時の液状化を緩和する働きがある。
これらは砕石と砕石の間の、わずか数ミリの空間が生み出すものです。
杭と言えば密なカタマリ!という見方では気付きにくいものだと思います。
古くは800年前の平安時代のお寺にも使われていた跡が見つかっています。
もちろん施工については、ゆるみ無しです。(建築技術性能証明を取得)
杭と言えば密なカタマリ!という見方では気付きにくいものだと思います。
古くは800年前の平安時代のお寺にも使われていた跡が見つかっています。
もちろん施工については、ゆるみ無しです。(建築技術性能証明を取得)